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渡辺さん

私は彼の眼を見た瞬間に確信した

「・・この男、ナベさん、と呼ばれると思っているな!!」

世の中のほとんどのワタナベさんがそうであるように、その男もまた

自分はこの新しい職場で「ナベさん」という愛称で呼ばれることを

信じて疑わない目をしていた。


それは、村上龍と村上龍ファンが嫌悪してやまない

生ぬるい予定調和に慣れ親しんだ日本的な集落の眼


「ワタナベにうまれついた以上、どこにいってもナベさんと呼ばれるに違いない」

という暗黙の了解のもとでずっと過ごしてきた人間の

危機感のない表情。

いうまでもないことだが、そんなものはこの国の外ではまったく通用しない

自分はナベさんと呼んでもらえるだろう、などという甘い考えでいると

海外では銃で撃ち殺されても何も言えないのだ

それが当たり前のことだということに

この国にいるとなかなか気付きづらくなる


私は彼の眼を見、言った

「きさまはこの新しい職場でも、当たり前のようにナベさん、と呼んでもらえると思っているようだが

ここはきさまがいままでに見てきたような甘い世界とはわけが違うぞ!

そのことだけはキモに銘じておけ、わかったか、ワタさん!!」


生まれて初めてワタさんと呼ばれた!!ワタナベにうまれてこのかた

俺のことをワタさんと呼んだのはこの男が初めてだ!!

ワタさん、ワタさん・・・

いままでに誰からも呼ばれることなく切り捨てられてきた俺の名字の前半分が

悦びで震えているのを、今激しく感じる・・・

俺は、いま・・たしかに生きてる。

俺は・・・ワタさんなんだ。


その男がその瞬間、私のことを死ぬほど尊敬したのを

ありありと感じた。

そう・・・彼もまた、日本的な予定調和のなかから

出たがっていた一人だったのだ・・。


その後、ワタさんというあだ名はまったく定着せず

三日後にはだれもが彼のことをナベさんと呼ぶようになったため

ちょっとテレながら私も彼をナベさん、と呼ぶようになるのだが

それはまた、別のお話

theme : 日記
genre : 日記

トイレワールド

2009年、人類は前代未聞の夢不足により

絶滅の危機にひんしていた

どんなに大きな成功をしたとしても

マスコミによって私生活を暴かれ

決して幸せにはなれないんだ

そんな物語が世界を覆い

人々はただただ日々をなんとかやり過ごす時代

夢を失った人間はもはやうんこ製造機にすぎなかった


目標もなく、働くことに意欲をもてなくなった人々は

ただただ自堕落に過ごし

世界中の資源を食いつくしてはうんこに変えていった

世界はウンコにあふれ、街は不衛生きわまりない状況におちいった


「もう、大人たちはダメだ

もうすぐ死ぬからまぁいいや、とばかりに

うんこをひり続けるだけじゃないか

俺たちが、世界を変えるんだよ!」


そして、その日から子供たちの夢を取り戻す戦いが始まった


「へへっ、とれましたぜ、編集長!

あのアイドルはやかのスクープ写真でっせ!」

「おぉ、でかしたぞ、村主!

これで今月の売り上げトップはうちで決まりだな

よーし、今夜は祝杯だ!」


「えー、お仕事なにしている人なんですかぁ?」

「え、まぁ、マスコミだよ」

「えぇ、業界の人ぉ?カッコいい~」


クソまみれの街を歩く。。。

前の世代のやつらが食い散らかした夢の残骸と

とっくに世界が変わってしまったにもかかわらず

昔と同じであることが一番だ、とする思想のなかで

俺たちは息もできない。。。


「でもさぁ、レッド

世界を変えるっていっても、いったいどうやればいいんだ?」

「そうだなぁ。。。。そうだ、まずは夢を殺した奴等を

殺す、っていうのはどうだ?」

「おぉ、いいなぁ、それ

でも、具体的にはどうするんだ?」


「マスコミを、一人ずつコエダメのなかに沈めるんだよ

やつらは世界の希望を金にかえて、うんこに変えたやつらの

体内いっぱいに、元希望だったうんこを注入してやるんだよ!

希望-金=うんこ、という図式で

やつらの腹をこやしてやるのさ!」

change

私が当選したあかつきには

この世から

関西人への差別をなくすことを誓います!


東京に住む人々のなかには

関西人は野蛮で汚い

庭でたこやきを育てては

それを麻薬と交換してる

といったようなイメージを持っている方もいるかとは思いますが

それは全くの偏見です


意外に思われるかもしれませんが

なんと、関西人の多くは、毎日ちゃんとお風呂に入るのです!!


それだけじゃあありませんよ!

関西人がお好み焼きをおかずにご飯を食べることは

映画「悪夢のお好み焼き定食」の大ヒットのおかげで

多くの人がしるところとなりましたが

さらに、最新の研究によるとですよ

なんと、関西人の二割近くが

「お好み焼き以外のおかずでご飯を食べたことがある」

と答えているわけです!

もし、もしですよ、もしこの調査が真実だとしたら

「関西人のなかには草食ではない種もいる」という

ハラキリ先生の研究が正しかったということになり

「関西人は炭水化物からビタミンを体内で生成する」

という学会の常識がゆらぐことになるわけです


以上のことをふまえて

私は言いたい!


関西人はれっきとした人間であり

断じて差別をするべきではない、と!


関西人の解放のために

皆様の清き一票をお願いしますっ!



theme : 伝えたいこと
genre : 日記

究極の下ネタを求めて

いいかね、まずキミは下ネタについてどう思っている?ん?

どうせオヤジギャグの一種だと その程度の認識なんだろう


甘い、甘いんだよ


いいかい?下ネタこそ究極のギャグなんだ

笑いっていうのは 共通点をベースにしてうまれるもの

だからこそ 人間であることをベースにしてうまれる

下ネタこそ 究極のギャグなんだ

全ての人に理解できるわけだからね


ただ だからこそ 非常に難しいわけだよ

下ネタは ハードになればなるほど女性たちからはひかれる


が オヤジになればなるほど ハードな下ネタを喜ぶようになる

という 

この二つの矛盾したベクトルのバランスをとって

放たなくてはならないものなんだ

よく ギャグセンスのないやつが下ネタに走って

さらにすべる という光景を目にするが


いいかい 下ネタっていうのは諸刃の剣なんだよ

万人にウケやすい分だけ すべったときのダメージもでかい

そういうリスクを負って 人は下ネタを放つわけ


だから 私はそれを研究しているんだよ


それが 私のうまれてきた理由なんだ


エロスと笑いの融合なんだよ 下ネタっていうのは


私が探しているのはね ただ笑えるだけでなく

女の子がちょっぴりエッチな気分になっちゃった ってなるような

そんな下ネタなんだよ

まさに夢の魔法なんだ


いいね?わかったかい


そうか じゃあくわえなさい

おっと、ちょっとちょっと、なんだい、そのゴムは!

え?なに、この店の決まり?

なぁーにを言っておるんだねキミは!

私の話をきいてたかい?

これは芸術なんだよ 笑いとエロスの融合なんだよ

それがなんだね こんなもの!

へだてられてしまうではないか!

ダメなんだよ へだてられちゃ ダメなんだよ


融合しきれないんだよ いいね


へだてられちゃあ 融合しきれないんだ エロスと笑いが

ほら エロスと笑いが途方に暮れてるよ いいね


まったく まだ言うのかね

それじゃあダメなんだよ

インスピレーションがわかないんだ

神が降りてこないんだよ

キミだって 自分の人生が究極の下ネタ探索のために一役買えれば

なんたる僥倖!そう思うだろ?


ね?いいね?


ダメなんだよ 人間が阻もうとしちゃ

ダメなんだ まったく

神との融合なんだよ ね?


ちょ、ちょっと なになに、ね

どこ電話してんの?

いやいや ちょっと待って

いや 冗談 ね 冗談だよ

これこそが究極の下ネタギャグ

なぁんちゃって ね

ちょっと その電話おいて さ

ね おじさんと話しでもしよう ね


theme : 日記
genre : 日記

くしゃみがでそうででなくなるのはなぜなのか

くしゃみがでそうででなくなるのはなぜか?

あなたは考えたことがありますか?



それは ずばり

くしゃみのあとのアフターケアを怠っているからに他なりません

では くしゃみのあとのアフターケアとはなんなのか

お教えしましょう

それは これです



ハァックション!!うぃ~




このうぃ~を恥ずかしがり

心の内側に閉じ込めることによって

発散されなかったくしゃみの残骸が積もり

くしゃみ回路を滞らせてしまうのです


では 長年に降り積もったジャンクを一掃するにはどうすればいいのか

昔から 人類はそのことを考えてきました

人類の進化の歴史 それはくしゃみとの戦いの歴史でもあるのです



では 残骸を一掃するにはどうすればいいのか

まずは一掃し 次に今後貯めないようにうぃ~の徹底を

それがあなたを快適なくしゃみライフへといざなう道筋なのです



では 紹介しましょう

スーパーコヨラーの池部カオさんです


彼のこよりにかかれば たまったくしゃみの残骸など一瞬ですよ



人類の英知が詰まった こより

彼がそれに魅せられたのは 7歳のときだったという


さきほどまでただのティッシュだった物体が

くしゃみ誘発装置となる魔法

その仕組みをしるため

一日中鼻の穴にティッシュをつっこんでいた少年 カオが

鼻炎になるまでに そう日数はかからなかった


鼻炎とアトピー性皮膚炎によって

一時はこよらざること山のごとし状態へおちいったカオであったが

やはり こよることへの欲求は抑え難いものがあり


こよりに人生を賭けることを決意


池部カオ 22歳の秋であった


当時 シフト調整してはいりまくっていたブックオフをやめ

五年通った大学も中退し 二年間かけた普通免許もあきらめて

彼は こよりの本場イングランドへと飛んだ


当時の心境を彼はこう語っている


「悲しい結末になるんじゃないの?とは思いましたね

というのも、当時日本にはこよりで食っている人なんていなかったし

コヨラーという職業もなかった。

今でこそコヨラーブームとか言われて

かっこいいこより方なんて雑誌の特集も組まれてますけど

ほんと 当時のこより界は冷え切っていましたからね」



本場イングランドにわたった池部は

めきめきとその頭角をあらわし

わずか二年で世界的コヨリストとして名をはせるようになる


池部がこより界の頂点にたったのとちょうど同じ時期

「くしゃみが人間の免疫力をあげる」

という発見が医学会でなされる


いままで なんの役にもたたないと思われていたこよりが

ついに日の目を見る日がきたのだ


池部にとってはまさに追い風

神のくしゃみが池部を舞い上げたといえよう


池部は言う

「一人でも多くの人がこよりの魅力を知ってもらい

ただしくこよることによって 世界から

でそうででないくしゃみを一掃したいですね

それが僕の使命だと思っています」


池部にアフターケアの話をきいてみた


「たしかに うぃ~は大切ですけども

それだけでじゅうぶんだとはいえないんです

やはり 成人男性であれば 週に一度はこよる時間を持って欲しい

寝る前に十分程度でもいいんです

少し 鼻にティッシュをまるめて つっこんでみる

最初はなかなかうまくくしゃめないかもしれませんが

だんだんうまくなっていきます

それで 一ヶ月も続けると実感できるようになると思いますよ

あれ、最近 くしゃみがでるなぁって


それだけじゃなく 風邪もひかなくなりますし

肌のつやもよくなりますからね

皆さんもぜひ 週に十分はこよる習慣をつけてください」



theme : 日記
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