ただいまぁ」
「おぅ、おかえりやねん、よしお☆
ごっつメリークリスマスやないかぁ、なぁ、今日は
かなんわぁ、おかあさん、こんなクリスマス見たことないでぇ」
「もういいよ、いんちき関西弁はっ!
僕、知ってるんだ・・・
クリスマスって
一日中インチキ関西弁で過ごす日なんかじゃないじゃないんでしょ!
もう クラスでまたすげーバカにされちゃったよ
こないだのポカリスエット事件以来ふたたびだよ
二度目の挑戦だよ!くそっ
もー 僕はだまされないぞ!!
お母さんの言うことなんか信じてたまるか!」
母 「こら、ヨシオ
なぁんカバチたれよんならー!
そげなこつば言いよっと シゴすっぞ!
俺のなまらでっかいぼっこをちょしろ!」
僕 「もういいよ 母さん
その方便で日本全国を横断するトークも・・・
今日、立ち読みしちゃったからね・・・
今月号のメンズノンノにも先月号のメンズノンノにも
どこにも
七色の方便を使い分ける男の子が 今
ニジューマルだなんて書いてなかったよ」
母 「あんた なに甘えたことばっかり言ってんの!
そんなことでサンタさんの
ノリツッコミ千本ノックを
かわせると思っているの!?
あそこで会場をあたためておかないと
クリスマスプレゼントはもらえないんだからね!」
僕 「そうそう 千本ノックね あのセクハラ府知事の髪の毛の残りの数がちょうど千本で・・
ってなんでやねん!もう僕はだまされないぞ
サンタさんがダウンタウンのまっちゃん並に笑いに厳しいだなんて
誰も言ってなかったし!
学校でも、誰一人サンタ対策ののりつっこみの練習なんて
してなかったね、普通に皆牛乳飲んでたよ
ポカリスエットはただの砂糖水なんて
僕しか信じてなかったしね」
母 「もう こうなったらお父さんを呼ぶしかないわね
あんた お父さんにきつくしかってもらうといいわ!」
僕 「なんだよ お父さんなんて怖くないもん
お父さんなんか 僕が何を言ったって
イナズマを呼んできて欲しいしか言えない人じゃん」
母 「ちょっと お父さん!
ヨシオがこんなこと言ってますよ」
ふらぁいあいあいあぁああ!!と 叫びながら父登場
父 「なんだ ヨシオ
暗がりでセビレしびれたいのか?」
僕 「いや 全然」
父 「
しびれたいんだろ?いいか、しびれたいならな・・(うずうず)」
僕 「いや しびれたくねーし」
はぁい!メリークリスマァス、サンタ参上!
じゃあ さっそくネタフリいってみよーか母 「ほら きたわよ ヨシオ
あのつらくきびしい特訓の日々を思い出して」
僕 「そんな 母さん・・ネタフリいってみよーかって言ってるじゃん
全然ノリツッコミじゃないじゃないか」
サンタ 「そう 今年から プレゼント受賞者選抜は
ノリツッコミ方式からボケましょう方式になったのだ
では いくぞ
上は大水 下は大火事 なぁんだ?」
僕 「
え、えっと・・お風呂?」
サンタ 「
その心は?」
僕 「
えと、水をいれて それを下から火でわかすから?」
サンタ 「
ぎゃっはははは!そ、そのボケ最高!
うひょひょひょひょー
ひ、ひっひっひ く、苦しいぃじゃ じゃあ これはどうだ!
そこにある ほら その そう それね
その屏風(びょうぶ)のトラを この縄で捕まえてみろ!」
僕 「
え?あ はい
じゃあ つかまえるんで
この屏風からトラをだしてください
」
サンタ 「
ぶぅっひゃっひゃひゃ、ひゃひゃひゃ!
ひぃっ ひっ ふーー
いやー 屏風からだしてくださいときたかぁ はははっ
まぁじウケるんだけどーー サンタ界激震だよ、オイ
え?なに、お笑いとかやってた人?
」
僕 「いや・・そういうわけじゃ・・」
サンタ 「マジ?原石?うわぁ、すげーなぁ 最近のシロートは
お笑いとか興味ないの?」
僕 「あ、あんまり」
サンタ 「うわぁ、もったいねぇ そのセンス
きみだったらね、もう すぐイナヅマデビューだよ!
きみは舞台にでて 一言 こう言うだけでいいんだ
いなづまを 呼んで来てほしい ってね」
theme : 思ったこと・感じたこと
genre : 日記