今日はハラキリさんの驚異的に散らかった部屋を
片づけてあげた
ハラキリさんは終始申し訳なさそうにゴミだしなどを担当し
片づけ完了後、ひとつの封筒をさしだしてきた
「いやいや、ハラキリさん、なんっすか、コレ
自分そういうつもりじゃないっすから」
「いやいや、片づけ、けっこう大変だったろうし
まぁこれでなんかうまいもんでも食ってよ」
「いやいや、そんな、受け取れないっすよ」
「まぁまぁ、いいから、いいから」
そういうとハラキリさんは僕のバッグのなかに
その封筒を押し込んだ
帰りの電車のなか
僕はその封筒をあけた
なかには、コンドームが一つ入っていた
そんなんで
なんかうまいもんが食えるようなら苦労はしねーんだよ!!しかも
電車のなかでどうどうとコンドームをとりだした僕に
隣のおねえさんの視線がつきささった
そのおねえさんは次の駅でいったんおりて
隣の車両にのりなおしたという・・・
theme : ひとりごとのようなもの
genre : 日記