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栄光なき天才

ハラキリさんはすごくトイレが近くって

同じ飲み会に参加した誰よりも居酒屋のトイレを楽しむ回数が多いんですね

なんか、居酒屋トイレの壁にはってあるがんこおやじの教訓とかも

全部読むんですよ、来る回数が多いもんだから


いやぁ、これはおしいことをしたな、とね

いや、だってね

人間に生まれてしまったばっかりに

トイレが近いというこの能力を いまいちいかせないまま

俺はこんな年齢になってしまったわけじゃないですか


ここでひとつ、皆さん考えてみてくださいよ

「もしも俺が犬だったら、完全に勝ち組なんじゃないか」とね


俺のおしっこってのは、水分を摂取し、すぐにだすっていう低レベルなおしっこじゃなくって

俺の黄金の膀胱の許容量をこえたとたんに

ひんぱんに連続していくようになるタイプのヤツなんですね


ここで俺が犬だったら、、、と考えてもみてくださいよ

この能力をもってすれば、一定量の水を自宅で補給後

どの犬よりも多くのおしっこをマーキングすることが可能なわけです

誰よりも遠くまで、誰よりも多くのおしっこを運べるハラキリ犬

マジ、皆が一回の放尿ですませるところを三回ですからね!

まず手始めに、俺んちのまわりはハードローテーションなマーキングにより

何者も上書きすることができないくらいに

俺色に染まってるわけじゃないですか


俺のしょんべんで育った植物が呼吸する空気さえ

俺のしょんべんくさい、と

そのくらい強固なベースを築いたうえで

俺は誰よりも遠くにマーキングする旅にでるわけです


「ちょっ、待ってくださいよ、ハラキリさん

どっ、どこまでいかはるんですかっ!?

もう、あっしの膀胱はからっぽでやんす!

これ以上遠くにマーキングすることなどできもはん

なっ、いっ、一度水飲みに帰らせてたもれぇな」

て懇願するカズヒロ犬に

「ちっ、まったくだらしがねぇヤローだな

帰りたかったらおめぇ一匹で帰りやがれってんだ

俺の膀胱にはまだまだ弾丸がたっぷんたっぷん入ってんだ

もっと遠く、あの地平の彼方まで

俺は、俺が生きた証を刻みにいくのさ」


そうつぶやき、自らのテリトリーを広げ続けるハラキリ犬の後ろ姿に

メス犬達も恋に落ちずにはいられないわけじゃないですか

「その優性遺伝子を私にもぶちこんで欲しいワン!」

てむらがるわけですよ、本来であればね!


それくらいすごい遺伝子、才能を

人間に生まれたばっかりにまったくいかしきれてない俺。。。


まったく、残念でならないな、と想いながら

パンクバージョンの「にんげんっていいな」を熱唱する俺でした


おうちへかえろ~♪

theme : ひとりごと。
genre : 日記

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