先日、ガイジンひきつれて海にいった帰りにサービスエリアに立ち寄ったところ
そこのサービスエリアでは馬刺しを提供していたんですね
サービスエリアなんてのは、缶詰のカレーとかラーメンをあきらめて食べる場所
というふうに把握していたハラキリさんは
サービスエリアで馬刺しが食べれるなんて!ということで
喜びいさんで馬刺しを注文したんですが
外国人にとって馬はペットであり、すごくかわいい生き物なので
食べるなんてありえない!ということで
お食事中の俺に現在進行形で非難ごうごうだったんですよね
せっかくの馬刺しがぜんぜんおいしくない!
ていうか、なに、その動物差別!?
人種差別にはすごくうるさいくせに
動物は差別しまくりやん!
馬はかわいくて利口だから食っちゃだめって
牛や豚はかわいくなくてバカだから食ってええっていうんかい!えぇ!
ジャパーニーズスゥシィはいろんな魚の種類があっておいしいけど
くじらはかわいそうだからだめ、ってなんやねん!
そう思いながら精神的においしくなくなった馬刺しを食べ
多勢に無勢なうえに向こうの国の言葉で討論するため
まったく話にならず気まずい感じで終わった
その二週間後
韓国人の友達に韓国料理「ガンジャタン」を食べにつれていってもらいました
ガンジャタンて!違法なにおいがぷんぷんするネーミングっ!
そう思っていってみたところ
地獄のような赤い色のスープに、ごっつい骨がごろごろ入っている鍋がでてきました
うわぁ・・・なんだろ、この骨
こんなごっつい骨を見たのは、ひさしぶりやな~
そう思いながら、その韓国人の子に
「これはなんの骨なの?」
ときいたところ
「
犬」
いやいやいやいや、それはあかん!
それはあかんて!!
いっ、犬はちょっと・・・え、えぇ~?
でも韓国では犬を食べるというのはきいたことがあるし
むしろここで食べれないなどというほうが失礼・・・
韓国料理屋さんに来るということは、相手の国の文化を尊重し、楽しむということで・・
いや、しかし、犬は・・・犬はあかんでー
犬を食った人間として、ずっとなにかをひきずっていくことになりますやん!
砂漠で食べ物がないとかならまだしも、この飽食の土地で
あえて犬を選んで食べた俺の罪はでかいって!
俺の脳裏に、馬はあかん、馬はあかんて!て言いよる外国人どもの顔が浮かんだ
そして、死ぬほど追いつめられた表情で
そのごっつい骨をおそるおそる取り皿にとる俺の目に
お店のカムジャタンのポスターが目にとびこんできた
「豚の骨を赤いスープにいれた鍋を・・・」
韓国の一流の冗談に
きもをつぶされた夜でした
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