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珍々花

男の子に 毎日ちんちんがはえてくるようになり

油断するとちんちんが80本とかはえるような時代になった


ちんちん大量化時代にともなって

人類はさまざまな技術を開発した


「これであの激痛ともおさらば!

毎日ちんちんを切り落とすのが苦痛なあなたへ

ちんちんの発育を遅らせるお薬です(毎日はえてくるちんちん切り落とすのは男のみだしなみとしてあたりまえっていう時代に、画期的な発明でした)」



「ちんちん50本まで収納可能!

これで伸ばしっぱなしのちんちんもごわごわしない!

ちんちん収納ポケットつきズボン!5980円!!」



そして・・・



「これ・・・ほら、今日で俺たち

つきあってから ちょうど一年だから」


そうはにかみながら アキラくんがくれたのは

ちんちん培養土だった


「これでさ 俺のちんちん・・・育ててくれないかな?」


少し恥ずかしそうに でもはっきりと

アキラくんは私の目をみて そう言った



あれから 毎日 私はこのちんちんに水をあげている

一日もかかさず 話しかけて・・・


アキラくんが私のもとを去ったのは

ちょうど このちんちんにニンニクの芽がはえだした頃


あの・・別れの言葉を反芻しながら

私は毎日 アキラくんのちんちんに水をあげてるんだ



「ねぇねぇ、ミズキさん、知ってます?

ミズキさん ちんちん育ててるって言ってたじゃないですか?

ちんちんのなかには ニンニクの芽だけじゃなくって

たまに 花が咲くレアもののちんちんもあるらしいですよ」


きっと、俺のちんちん、キレイな花が咲くと思うんすけどねぇ・・・

そう笑いながら 同僚のリョウくんが話してくれたその話が

私に、希望をもたせてくれた


咲くんだ・・・花が・・ちんちんに

もし・・・そういう奇跡があれば




もし、このちんちんに花が咲いたら




このちんちんに・・幻の珍々花が咲くとき

私のもとに アキラくんが帰ってきてくれる・・


なぜだか そんな気がして・・・


私にとって、このあきらくんが残してくれたちんちんだけが

最後の希望となっていた


生きるための、最後の希望・・・

その花が花開くとき、きっと・・・



アキラくんのちんちんが 性病になった

なんだかへんなブツブツができてきて

とたんに元気がなくなってきて・・・


やばい、やばい・・私の夢が・・

このままじゃ 花が咲く前に

アキラくんのちんちんが 枯れちゃうよぉ・・


私はホームセンターに走った

きっと何かあるはずだ 薬みたいなものとか

肥料とか・・なんでもいい

私は 私の夢を・・殺したくない


まだ・・・私たちの恋は 終わってないんだから


アキラくんのちんちんが 私のもとで 生きてる限り・・


絶対に花は咲く・・珍々花が咲いた日

アキラくんはきっと

申し訳なさそうにケーキか何かを買ってきて

私の家の玄関にたつんだ



「あれ?ミズキさんじゃないっすか?」


振り向くとそこには 会社の同僚リョウくんがいた


「何してんすか?こんなところで?」


私は、私の育てているちんちんが性病にかかったことを

リョウくんに相談した

リョウくんは私に珍々花の存在を教えてくれた人だし

もしかしたらちんちんにくわしくって

何か知ってるかもしれない



リョウくんは私の家にきて

あきらくんが残してくれたちんちんの様子を見てくれた


「あぁ、これはちょっと

ベランダにだしたほうがいいっすねー

風とおしとか 日当たりとか」


そういって リョウくんは鉢植えをベランダに移動させる


「ベランダにおいておけば、治るかなぁ?」


その私の質問に答えるかわりに

リョウくんはベランダから 私のちんちんを投げ捨てた


ガシャーン!

すごい音をたてて、あきらくんのちんちんが道にほおりだされる

私の・・・最後の希望が・・・


「ちょっ、何すんのよ!」


私は最近、こんなに人に怒ったことがあっただろうかというほど

すごい剣幕でリョウくんにくってかかった


でも、リョウくんはそんな私の迫力に

負けないくらいの迫力で、言ったんだ


「もう俺、見てられないっすよ!

モトカレのちんちん育ててるミズキさんなんて・・・

俺、俺、ミズキさんのことが・・好きだから


俺・・俺、もう・・・

俺じゃダメっすか!俺のちんちん、育ててくださいよ!


きっと、俺のちんちん、きれいな花

咲かせるっすから・・」



こうして・・・マボロシの珍々花は花開いた

theme : ぅわは―――――ッい!!!ヽ(`∀´)ノ
genre : 日記

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