昨日、道を歩いてたら
幼稚園児が大量に徒党を組んで向かいからやってくるわけですよ
引率の先生に連れられてね
「まぁ、なんてほほえましい光景なのかしら」
と俺は「今の俺の表情をかわいい女の子にぜひ見せたい!」と思うくらいに
やさしい顔で目を細め、子供の大群を見守っていたわけなんですけども
すると、そのなかの一人がですね
「ガオーっ」って言ったんですね
まぁ、怪獣の物まねかなんかでしょう
あぁ、かわいいな、と思ってた俺の目の前で
その子の隣の子が
まだ四歳ぐらいのその子が つっこみをしたわけですよ
「欧米か!!」えぇ!?
いやぁ、びっくりした
完全に意味わからずに言ってるんだろうけど
あの年齢ですでにつっこみって・・
恐れ入りましたわ~しかも欧米か、って
あぁ、ハリウッドのことをさして言ってるのかもな
と思ってびっくりしてたら
向かいから来る高校生四人組の会話がきこえてきたわけです
自転車に乗っていたので なんについて話しているのかまでは
ちょっとわからなかったんだけども
すれ違う瞬間、そのなかの一人が言うわけですよ
「なんで俺が
カラオケにきて
一番最初に
津軽海峡冬景色歌わなくちゃいけねーんだよ!!」ヤバイ、なんの話かわかんないだけにおもしろい
そう思って笑いをこらえていると
向かいから来てる女子高生三人組が言うわけです
「あんた、
我輩は馬鹿であるっていう本
出版したほうがいいんじゃない?」
なんだなんだ、今の女子高生は
こんな気の利いた悪口を言えるのか・・・
敗北感さえ感じながらエレベーターに乗り込むと
一緒に乗ってたリーマン三人組の一人が言うわけですよ
「でもさ、斉藤さんって
夜中に突然
なんの脈絡もなく
ちょーネガティブな内容のメール
送ってきません?」
「あぁ、あるある」
「俺、あれ、完全シカトですからね」
はは笑、いや、わかるよ、斉藤さんの気持ちも
受け取る側の気持ちもわかる
メールは孤独の言葉をつぶやく場だからね
でも、ひとついえるのは
斉藤さんは もっと
人を選んでメールしましょう、ってこと
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genre : 日記